こんにちは、zenryokuです!
こちらのページには今年読んだ本をまとめています。
数年前までは、読書=小説(フィクションに限る)だったのですが、最近はいわゆるビジネス書も毛嫌いせずに読むようになりました。
というか今まで一切読んでこなかった反動で、近年はビジネス書を読む割合がかなり多くなってきています。
おすすめの本がありましたらぜひ教えてください!
※今後、こちらのページは随時更新していきます!
2019年読んだ本まとめ(評価・感想)
あさの あつこ『あさのあつこのマンガ大好き!』(2019/1/12読了)
★★★★★★☆☆☆☆(6点)
あさのあつこ先生がすご~く、BANANA FISH、そして吉田秋生先生作品が大好きなのだということが伝わってきました。あと24年組も。
崎田 ミナ / 福永 伴子『ずぼらヨガ』(2019/1/14読了)
★★★★★☆☆☆☆☆(5点)
イラストタッチでサクッと読め、サクッとやってみよーとゆるい気持ちでトライしようと思わせてくれる一冊。
『少年の名はジルベール』(2019/1/15読了)
★★★★★★★★★☆(9点)
これは…24年組好きにはたまらない一冊。もう、タイトルと表紙からしてあれなんですが。
武宮恵子先生の目線から、大泉サロンの成り立ちや内側、当時の先生の心情が赤裸々に明かされています。
後に花の24年組と称される、天才同士が呼応する様。
萩尾望都先生への嫉妬と羨望…ひとしく天才のように思える竹宮先生のスランプ。
代表作『風と木の詩』が世に出るまでの長い道のり…。
ご本人達の作品に負けないくらいの熱い物語が、胸を打ちます…!
前田 裕二『メモの魔力』(2019/1/16読了)
★★★★★★★☆☆☆(7点)
日々相対するあらゆる事象を抽象化→転用することで、日常が宝の山に変容するよ!
みんなもやろうよ!といった、コーチングに近い印象を受けました。
レビュー書きました!→前田裕二『メモの魔力』を読んだら幸せになる方法が分かった件
堀江 貴文『好きなことだけで生きていく。』(2019/2/11読了)
★★★★★★☆☆☆☆(5点)
書籍やSNSを通してホリエモンが発信している内容は一貫しているので、複数書籍を読む必要はないかな…という印象を受けました。
どれか一冊を選ぶのであれば、ホリエモンの原点から心の内が赤裸々に綴られている『ゼロ』がおすすめです。
※関連記事→ホリエモンの本『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』『金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?』
水野 敬也『夢をかなえるゾウ』(2019/2/22読了)
★★★★★☆☆☆☆☆(5点)
こういった自己啓発本は内容に共通する部分があるため出会う順番によって大分評価が変わると思います。
自己啓発本導入編としては受け入れ易く、手に取りやすいと思います。
筒井 康隆『ロートレック荘』(2019/3/4読了)
★★★★★☆☆☆☆☆(5点)
『ロートレック荘事件』に限らず『占星術殺人事件』とか『十角館の殺人』とか、発行から時間が経っている作品の場合、どうしてもオリジナルより先に類似作品に触れてしまい、ネタが分かってしまう…という事態が生じてしまうんですよね…。
それでも、大どんでん返しに打ちのめされる経験を求めて、またミステリを読むのです…。
西野 亮廣『革命のファンファーレ』(2019/3/10読了)
★★★★★★☆☆☆☆(6点)
西野氏の場合もホリエモンと一緒で、著作やSNSで発信されている主義が一貫しています。
西野氏の場合は最新作で情報をアップデートしている印象があるので、今読むのであれば本作よりも『新世界』もしくは文庫化に合わせて改訂されている『新・魔法のコンパス』がおすすめです。
前田 裕二『人生の勝算』(2019/3/19読了)
★★★★★★☆☆☆☆(6点)
どんな人にも参考になるヒントが書かれているけれど、特に自分でビジネスを立ち上げようという人には得るものが多い一冊だと思います。
東野 圭吾『赤い指』(2019/4/18読了)
★★★★★☆☆☆☆☆(5点)
ドラマ、映画化もされた『新参者』シリーズの一冊。
単独ミステリとして読むと☆5ですが、シリーズとして読んだらもう少し点が高くなると思います。
佐々木 圭一『伝え方が9割』(2019/4/24読了)
★★★★★★★☆☆☆(7点)
恐らく多くの人が感覚的に使っている「伝え方のテクニック」を、分かりやすくまとめてある一冊。
さくっと読めるので、もし気付きがあればラッキー程度で読んでみても良いと思います。
堀江 貴文『自分のことだけ考える』(2019/4/26読了)
★★★★★★★☆☆☆(7点)
『ゼロ』を読んだときに、ホリエモンて思っていたよりも優しくて情が深い人なんだなあ、という印象を持ちましたが、本作でも同じ印象を持ちました。
本作のタイトルも、読みようによってはかなり利己的にとれてしまいますが、実際にはそうではなく、無駄なものに惑わされたり振り回されることなく、自分に集中して、自分の責任で、自分の人生を生きる為のメンタルコントロールのポイントが書かれています。
又吉 直樹『火花』(2019/5/26読了)
★★★★★★★☆☆☆(7点)
思ったより面白かった、というのが正直な感想(笑)
誰にでも自分だけの神、自分だけのごく個人的な琴線に触れるからという理由で崇拝している存在ってあるのではないでしょうか。
売名でもなんでもなく、又吉さんは、この小説を書かずにはいられなかったんだろう、という気迫が伝わってきました。
はあちゅう『わたしは、なぜタダで70日間世界一周できたのか?』(2019/5/28読了)
★★★★★★★☆☆☆(7点)
全編を通して、なんだか泣きたくなるような(時に実際涙を滲ませながら)気持ちで読みました。
どうしてなのか、そこに人が生きている生々しい世界が見えたからか、
女子大生だったはあちゅうの発想や行動力が凄すぎるからか、
一大プロジェクトに胸打たれたからか、
これらすべてがただただ羨ましかったからなのか…。
カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』(2019/5/31読了)
★★★★★★★☆☆☆(7点)
とある施設で育てられた主人公たち。
語り手が振り返るごく普通の幼少時代、のはずが…。
序盤から張り巡らされる違和感。
じわじわと明らかになる世界観。
綾瀬はるかさん主役でドラマ化された際にあらすじを知ってしまったことが悔やまれますが、それでも面白く読めました。
一度読み始めたらラストまでページをめくる手が止まらない一作です。
辺見 庸『もの食う人びと』(2019/6/10読了)
★★★★★★★☆☆☆(7点)
著者が実際に世界を巡って、現地の人々と触れ合い、同じように食べる様子を子細に記した一冊。
本の素晴らしさの一つに、自分では見ることが出来ない世界を見、し得ない経験をする、という利点があると思いますが、正にそういった体験ができる一冊です。
著者の体験を、自らもその場にいたかのように見聞きし、想像の及ばない世界を巡ります。
箕輪 厚介『死ぬこと以外かすり傷』(2019/6/19読了)
★★★★★★☆☆☆☆(6点)
ホリエモン、西野氏、前田氏…とこの辺りを読んでいると共通した価値観が見えてくるので、誰の本が優れているか?というよりは誰の価値観と一番初めに出会うか?でその書籍の評価が変わってきてしまう気がする。
堀江 貴文/西野 亮廣『バカと付き合うな』(2019/7/1読了)
★★★★★★★★☆☆(8点)
堀江さんの著作の中では『ゼロ』に次いでおすすめしたい一冊。
彼らのポリシーは一貫しているのでそれに触れたいのであれば最新作を読めば良いと思うのですが、本作には彼らが「良し」「悪し」と考えるものの具体例や彼ら自身の工夫が詰まっていて、非常に分かりすく参考にしやすい一冊となっています。
本田 健『決めた未来しか実現しない』(2019/7/10読了)
★★★★★★★☆☆☆(7点)
「時間は『過去→現在→未来』ではなく『未来→現在→過去』の順で流れている」という考え方はいいなあ、と思いました。
過去からの積み重ねでストーリーを組み立てるのではなく、無数に存在する未来の選択肢の中から、最高の未来をキャッチするだけ。
”過去に囚われる必要はない”という趣旨の言葉はいくつも存在するけれど、この考え方がピタリとハマる人も多いのでは。
アガサクリスティー『春にして君を離れ』(2019/7/12読了)
★★★★★★★☆☆☆(7点)
怖い怖い怖い怖い!
人が一人も殺されていないのに怖すぎる!
ミステリーというよりはホラー、ある意味で『アクロイド殺し』のようでもあり。
これ以上は何も言いません…。ぜひ、ご自身でこの”怖さ”をお確かめください。
星渉『神メンタル「心が強い人」の人生は思い通り』(2019/8/19読了)
★★★★★★★☆☆☆(7点)
正直に申し上げますと、この本を読む前はこの著者の方にたいして胡散臭い…という印象を抱いていたんです。
しかしながら、実際に読んでみると実に尤もで、納得できる内容ばかり書かれていました。疑ってかかってごめんなさい。
前田裕二さん著『メモの魔力』の感想でも書きましたが、結局どんな目標を立てても、本を読んで変わりたい、変われそう!と思っても続かなければ意味がなくて。いかにその気持ちを維持できるか、作業を継続して取り組む仕組みを作れるか、が大事なんですよね。
本書には、そのヒントとなる示唆がふんだんに含まれていました。
また特に、「未来の自分の自己評価で生きる」「目標は画像であるべき」という一文にはハッとさせられました!
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